バルセロナは世界遺産も豊富で、見どころが満載の世界的観光都市です。
せっかくだから、色々欲張りに観光したいところですが…
それぞれの観光スポットで入館料などを払って、あとで累計してみるとかなりの金額が掛かっていることに気が付きました。
有名どころの観光スポットを巡るだけで、一万円以上の費用が掛かります。
ユーロなので、貨幣感覚が少し狂っている感じですが、冷静に計算するとちょっとびっくり、「せっかくバルセロナまで来たのだから…」と言う感じでしたが、「もう少しリーズナブルに観光できないかな?」
そんな時「バルセロナカード」を利用して、お得に欲張りにバルセロナを堪能しましょう!
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バルセロナカードってどんなカード?
バルセロナカードは、市内の公共交通機関が乗り放題、観光スポットが無料や割引で利用できるカードです。
提携レストランでの食事やお店での買い物が割引になったり、オプショナルツアーにも割引で参加できます。
自由旅行でバルセロナを満喫するなら、このバルセロナカードは必須です!
公共交通機関で使う!
バルセロナは観光スポット満載の観光都市ですから、1日や2日では到底周りきれません。
少なくとも3日は滞在したい
バルセロナカードの中に「Hola BCN!」と書かれたものが、交通機関で使えるカードです。
写真では、3日券(グリーンのカード)で、裏面の磁気の部分が使用初日に改札を通ると、日付が印字されその時点から使用スタートです。
交通機関は、「地下鉄、市バス、トラム、フニクラ・ケーブルカー」が乗り放題。
バルセロナの主要観光地へのアクセスは、このカードがあればOK
地下鉄やバスのチケット購入に小銭の用意や、券売機の列並びも必要なし!
一つ気を付けなくてはいけないのが、改札を通る際のカードの通し方です。
これは私の失敗なのですが、別の非タッチ型のカード(日本で言うsuikaなど)を検知するセンサーが改札の上にあるのですが、このバルセロナカードもここで検知されるものと思いタッチしたのですが、当然反応するわけもなく(笑)、改札渋滞を作ってしまいました。
バルセロナカードは、改札手前のカード挿入口に入れると、上部のカード排出口から出てきて、そのカードを引き抜くと改札が開く都いうシステムなので、お気を付けください!
美術館や博物館への入館、買い物割引に使う!
美術館や博物館への入館には、公共交通機関に使うカードではなく、「Bnc3」(3日券の場合)と書かれたプラスティック製のカードを使います。
美術館などの入口でカードを提示しリーダーで読み取られてから入場します。
初めて読み取られた日から、有効期間の日数(写真のカードの場合)有効です。
このバルセロナカードの良いところは、いちいち入場券を買わなくても良いのはもとより、一般の入場待ちの列に並ぶことなく優先的に入場出来るというところです。
混雑している時期だとチケット購入に並び、さらに入場のために並ぶ必要があります。
しかし、バルセロナカードを持っていればこのタイムロスはなくなります。
これによって貴重な時間を有効に利用でき、より多くの観光スポットを巡ることが可能になります!
バルセロナカードはどこで買えるの?
バルセロナカードは、現地(バルセロナ市内)のツーリストインフォメーションで購入できます。
ツーリストインフォメーションセンターは、「カタルーニャ広場」「パセオ・デ・グラシア」にありますが、旅行前にWebで購入するのが、お得でオススメです。
現地での購入だと3日券が45ユーロですが、Web購入だと40.5ユーロで購入できます。
4日券が55ユーロが49.5ユーロ、5日券が60ユーロが54ユーロとお得な価格で購入できます。
Webで購入したら、バウチャーを印刷してバルセロナでカードに引き換えましょう。
引き換え場所は、「バルセロナ空港 第1,2ターミナル到着ロビー」「サンツ駅」などが便利です。
私はサンツ駅での引き換えでしたが、さほどの混雑もなくスムーズに交換できました。
印刷したバウチャーを示すだけですので、特に英語やスペイン語が出来なくても全く問題はありません。
ただし、身分証明のためにパスポートは必要になりますので、用意してください。
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バルセロナカードで気を付けることは?
バルセロナカードを使う当たって、気を付けなければならないことがあります。
割引の条件や金額など詳しいことが記載されている、ガイドブックはバルセロナカード購入時に一緒にもらえますが、記載が「英語」「カタルーニャ語」「フランス語」などなので、わかりずらいこともあるかもしれません。
出来るだけ良く読んで、トラブル無く便利にお得に使ってください。
では、注意点を掻い摘んでお話しします。
SKIP THE LINEのマークに注意!
まず、美術館や博物館での入場に関して、一般の入場待ち行列に並ばなくても良い優先入場できる施設があります。
ただし、全ての施設が優先入場できるわけではなく、写真にある「SKIP THE LINE」マークのある施設のみで、優先入場が可能です。
マークのない施設は、一般の列に並ぶ必要がありますので、ガイドブックをよく見てトラブルの無いように気を付けてください。
ガイドブックは一緒に持ち歩く
上記でお話ししたガイドブックですが、施設のルールや割引に関してのルールや注意事項がいろいろ書いていりますので、カードと一緒に必ず持ち歩きましょう。
まれに、カードだけでなくガイドブックの提示を要求される施設があります。
その時に提示できないと、最悪入場を拒否されることがあることも予想されますので、忘れずに携帯してください。
スリに注意!
日本ではほとんど被害にあうことはないと思いますが、外国ではスリ被害が頻発しています。
特に、有名観光地にはスリ犯罪が横行しています。
残念ながらバルセロナにも例外ではありません。
美術館・博物館入場のプラスティック製カードは現地の人間は使用しませんから、公共交通機関カードを注意しましょう。
スリは特に胸ポケットにある物は、スリの格好のターゲットです。
バルセロナカードだけでなく、胸ポケットに重要なものを入れておくのは控えましょう!
バルセロナカードの受け取り時間に注意!
バルセロナカードを現地で受け取る場合には、ツーリストインフォメーションセンターの営業時間に気を付けましょう。
特に、日本からの航空便が深夜や早朝に到着する場合に、注意が必要です。
「バルセロナ空港 第1,2ターミナル 到着ロビー」は、毎日9時から21時まで。
「サンツ駅」は、月曜日から金曜日8時 ~ 20時 土、日、祝8時 ~ 16時まで。
カタルーニャ広場は、毎日9時から21時までです!
まとめ
バルセロナカードは、上手に利用すれば大変便利でお得なカードです。
しかし、あまり公共交通機関を利用しなかったり、目的の観光スポットに対しての割引適用がなかったなど、細かく計算すれば費用対効果が悪いことがあるかもしれません。
しかし、このバルセロナカードありきで旅行計画を建て、「使い倒して観光しまくるぞ!」と言う感じで利用すれば、利用価値は十二分にあると感じます。
美術館で長い列に並ばなくても入場できる「ファストパス」的な利用法。
交通機関を利用するたびに小銭を用意して、慣れない券売機での切符購入のわずらわしさ。
あまり有名な観光スポットではなかったけど、無料で利用できる施設だけど入ってみたら超穴場だった!
などなど、時間的・金銭的、さらには気持ち的にも余裕をもてるであろうこのバルセロナカードを上手に有効に活用してみてください!
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