みなさんは、北緯45度って意識したことありますか?
北極点が北緯0度で赤道が90度ですから、北緯45度って北半球の丁度中間地点なんですよね?
そんな北緯45度地点は、国内では北海道の北部を通っているんです。
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北海道枝幸町の国道238号を走っていると、北緯45度のモニュメントを見ることが出来ます。
でも、このモニュメントって凄く小さいので、気が付かないで通り過ぎちゃう恐れもあるくらい目立ちません!
このモニュメントに記されているように、この北緯45度はいろいろな国を通過しています。
(まあ、あたりまえなんですが(笑))
有名どころでは、「イタリアのトリノ」とか「フランスのボルドー」、「アメリカのポートランド」や「カナダのモントリオール」
日本では、おなじ北海道の幌延町も通過しています。
幌延町にも、道道106号を走っていると北緯45度モニュメントが設置されています。
北海道枝幸町の北緯45度地点にはモニュメントのほかに、「北緯45度国際広場」という記念広場があります。
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国道238号のモニュメントを少しだけ南下し海の方向に入ると、その「北緯45度国際広場」はあります。
記念式典など行われた記念の広場のようで駐車場も完備していますが、とてもひっそりと存在しました。
「北緯45度国際広場」であるということの設置看板と記念式典の写真などの少しの展示物があるのみ。
オホーツク海を望める芝生広場はありますが、特に変哲もない公園です。
ただ一つ、奇妙な設置物をみつけました。
「基本電子基準点」で、GPS衛星が発信する電波を受信して、つくば市の国土地理院へ転送するようです。
その転送したデータを利用して、土地の測量や地図の作成、地震・火山噴火の予知などを行っているそうです。
研究者にとってはとても重要な設置物なのでしょう!
いかがでしょうか?特に特出するものはありませんが、日本ではここ北海道北部でしか体験できないであろう、「北半球のど真ん中体験」
近くを通った際には、ちょっと寄ってみるのもいいのではないでしょうか?
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