餘部駅(あまるべえき)は、兵庫県美方郡香美町にあるJR西日本の駅で、地上約40メートルの高さにある「空の駅」です。
旧余部鉄橋は、明治45年1月に完成した東洋随一の鋼トレッスル橋でした。
かつては日本有数の橋梁として観光名所でしたが、列車事故が発生したため、リニューアルが計画されました。
そして、現在の駅は平成22年8月に完成。
その際、駅上部には展望施設など、様々なスポットが用意されました。
駅上部(ホーム・展望施設)には、『余部クリスタルタワー』のスケルトンのエレベーターを利用しましょう。
周りの景色がよく見える(スケルトンですから)エレベーターで45秒のパノラマを無料で楽しめます。
地上40メートル地点に到着したら、旧軌道を直接歩けるように改良された歩道を歩いて展望施設へ。
鉄橋下が直接見ることの出来る、透明な強化ガラスが嵌め込まれた箇所で、下が覗きながら歩くのもまたスリルを楽しめます。(高所恐怖症の方は、やめたほうがいいかも!)
日本海からの海風を感じながら、パノラマが楽しめるベンチも設置されており、天気が良ければ、海の青さと空の青さを感じられる最高の景色を楽しめます。
餘部駅は実働している駅ですので、少しクラッシックな懐かしい車両をまじかに見ることができます。
発着する電車は1~2時間に1本程ですので、運行時間をきちんと調べてから出かけましょう。
時間に余裕がありましたら、ひと駅先まで乗車して折り返して帰ってくるのも楽しいかと思います。
地上には、自由広場等の公園施設や無料駐車場や道の駅もあり、食事や土産なども手に入れることが出来ます。
地上から上を見上げると、現在の橋脚の隣に旧橋脚の一部が残っています。
良く長年列車の運行を支えてきたものだと感心させられるくらい、細くちょっと頼りないくらいの作りに見えます。
この「空の駅」は、日没から午後9時30分までライトアップされ、また昼間とは違った装いも楽しむことが出来ます。
夜のドライブでも、ぜひ寄ってみたいスポットです。
いかがでしょうか?
兵庫県の日本海側を通りかかった際には、ぜひ訪れてみたい素敵な駅です!