ヴァチカン市国は、ローマ近郊観光のハイライトのひとつと言えるでしょう。
ローマを訪れる人のほとんどが、ヴァチカン市国を訪れると言っても過言ではありません。
カトリックの総本山としての地位を確立しており、独立国としては世界最小です。おの大きさは、東京ディズニーランドとほぼ同じ大きさです。
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ヴァチカン美術館
ヴァチカン観光の中でもヴァチカン美術館は、大小あわせて24もの美術館・博物館の集合体で世界中から観光客が押し寄せる、大人気の観光スポットです。
ヴァチカン美術館への入館料は、通常大人が日本円にして2,000円前後掛かります。
ヴァチカン美術館は、もちろんその入館料を払って見る価値のあるスポットと言って間違いはありません。
しかしながら、家族でその入館料を払うのはちょっときついかな?と思ったあなたに朗報です。
ヴァチカン美術館無料開館デー
ヴァチカン美術館は毎月最終日曜日は、終日無料開館デーです。
無料で開放する日なんて、混んじゃってゆっくり鑑賞できないんじゃないかな?と心配には、及びません。
ヴァチカン美術館は、きちんと入場制限をかけてくれますので、余りの人の多さに何も見れないと言うことはありません。
無料開館デーは勿論ですが、通常の日にも入場制限を実施しています。
たまたま最終日曜日にローマを訪れていたなら、ぜひヴァチカン観光をおススメします。
無料開館デーは早めに並ぶ
ただでさえ混雑必死なヴァチカン観光です。
無料開館デーとなれば、それを狙って多くの観光客が集まります。
入場制限に引っかかってしまうと、館内に余裕が出来ないと(帰る人が出てくる時間にならないとってことですね)入場することができません。
ですから、多くの人は朝一番で、ヴァチカン美術館入場を狙っています。
遅くとも開門時間の2時間前には、ヴァチカン美術館に着きたいところです。
軽い朝食でも持参して、ゆっくり食べながら待っているのがベターです。
また、周りには見所満載ですから、複数人で観光しているときには、交代で周りを散策するのがいいと思います。
周りを見回していると、ヴァチカン市国にローマから出勤する人を数多く見かけることが出来ます。
ヴァチカン市国は、余りにも狭い国土なので、恐らく住む場所がないのですね。
この写真は、開門時間の1時間半前くらいの、行列状態です。
おおよそ200人くらい並んでいました。
この時間に並べば、入場制限に引っかかることなくスムーズに入場できます。
無料の日と言えども、入館時のセキュリティチェックは必須になりますので、入場にはそれなりに時間がかかります。
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ヴァチカン美術館の主な見どころ
ヴァチカン美術館の見学コースは、なんと7kmにもおよび、きちんと鑑賞すると、数日から1週間も時間を要してしまいます。
時間が限られている範囲での観光だと思いますので、2~3時間くらいで巡るのが通常でしょう。
次に、ヴァチカン美術館の必見ポイントをお話しします。
ピナコテカ絵画館
フィリッポ・リッピ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロなどの絵画が、15室に分けて展示されています。
特にラファエロの描いた「キリストの変容」が有名で、必見です。
ラファエロの間
ラファエロとその弟子たちの作品がある部屋です。
もともとは、ユリウス2世の居住地で室内装飾をラファエロらが手掛けた。
有名な作品としては、「アテネの学堂」、「聖体の議論」がある。
こちらは「アテネの学堂」で、プラトンやアリストテレスが描かれている。
三位一体を表す神とイエス・キリストと聖霊が描かれている「聖体の議論」
システィーナ礼拝堂
ここには非常に有名な「最後の審判」が礼拝堂の壁面に描かれています。
残念ながら、この部屋だけは写真撮影禁止です。
多くの警備員が巡回しており、少しでも怪しい動きがあると駆けつけてくるほど警備が厳重です。
また、私語も禁止になっており、静粛の中壮大な装飾が堪能できます。
その他のみどころ
「地図のギャラリー」
各美術館の途中に、さまざまなギャラリーがあります。
こちらも見応え十分なので、時間があれば覗いてみましょう。
出口の螺旋階段は、ジュゼッペ・モモの作品です。
この複雑な構造の中にも、美しい装飾を施した螺旋階段も必見です!
いかがでしょうか?
広いヴァチカン美術館のごくごく一部を、ご紹介しました。
これだけの作品を無料で鑑賞できる、最終日曜日は狙い目ですね!
まあ無料でなくとも、必ず訪れたい観光スポットなのは確かです!
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