ヨーロッパ諸国の鉄道には、1等車両と2等車両があります。
どちらを選べばいいのか?迷うところです。
1等と2等の車両の違いや、「予算」「快適さ」「利用のTOP」などの観点からお話ししたいと思います。
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車両の快適さ
当然、1等車両のほうが、車両の快適さは上です。
2等車両のシートは、通路を挟み左右に2席づつ配置されています。
一方、1等車両は通路を挟み2席と1席の配列になっています。
あたりまえですが、車両の横幅は1等も2等も同じですので、一つの座席の大きさは1等車両のほうがゆったりとしています。
2等車両の座席も、日本の新幹線の普通席と比べると十分ゆったりしていますが。
(日本の新幹線は、通路を挟んで2席と3席ですからね)
ヨーロッパの方々は、体格のいい方が多いため座席も大きめに作ってあるのでしょうか?
また、シートの前後スペースも1等車のほうが広くゆったりしています。
足元が広いと、何かと便利がいいですからね!
シートスペース以外でも、大きな荷物(スーツケースなど)を収納するスペースも1等車のほうに軍配があがります。
長期の旅行になると、大きな荷物を持つことになりますので、そういった時には1等車のほうがいいかもしれません。
治安や静粛さや混雑度
1等車はビジネスマンや比較的年齢層の上の方たちが利用しますので、車内は静粛であることが多いです。
また、料金が2等車両に比べ高いこともあり、比較的空いていることが多いため、さらに静かです。
ある程度、裕福な方々が利用する1等車両ですから、治安に関しても問題ないレベルだと思います。
2等車の車両は、料金が安いということもあり、学生さんなどの若者や、子供連れの若い家族などの利用が多いため、車内が賑やかになってしまうことも多いです。
治安に関しては、1等車両と比べると、多少なりとも悪くなるのも致し方ないかな?とは思いますが、今までそんなに悪い印象を持ったことはありません。
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料金の違い
1等車両と2等車両では、もちらん1等車両のほうが高額です。
ユーロパス料金で、1等車両がおおむね3割増しくらいの感覚です。
路線や時期によっても、価格差は前後します。
閑散期などでは、大差ない料金で1等車両に乗ることができる路線もあります。
1等と2等の使い分け
ここまで1等車両と2等車両の違いを、お話してきましたが、一番良い利用の仕方は、両方のクラスをTPOによって使い分けるのが良いのではないでしょうか?
比較的近郊への移動で、手荷物が少なければ2等車両で十分です。
遠方への移動や、大きな荷物を伴う移動、また少しお疲れ気味でゆったり移動したい時などは1等車両の利用がオススメです。
まとめ
いかがでしょうか?
ヨーロッパの楽しい列車の旅
時間と予算、体調や気分などと相談しながら、上手に1等車両と2等車両を使い分けして、快適な鉄道の旅を楽しみましょう!
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