「アントワープ中央駅」は、ベルギーで最も美しいと言われる、ベルギー国鉄駅です。
駅のホームに列車が滑り込んだとたんに、壮大で豪華な宮殿にでも迷い込んだような錯覚を覚える空間で、その空間に足を踏み入れたときに、思わず「おお!」とため息が出てしまいました。
私が訪れた駅の中でも最もすばらしく、もう一度と言わず何度でも訪れたい駅です。
アントワープはすばらしい街並みをもつ観光地ですが、時間が無いならば駅だけ堪能して帰路についても良いくらいです。
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アントワープ中央駅の特徴
石造りのターミナル
駅のターミナルは基本的に、重厚で美しい石造りになっており、清潔感と神秘さあふれる雰囲気
その壁際には、金ので装飾されたデザインされた時計が埋め込まれています。
この金の時計が、石のターミナルにアクセントを加え、デザインを引き締めています。
さらに待合室の巨大ドーム型の天井は、巨大な金属と透明度の高いガラスでつくられ、とても幻想的
このドームは、ベルギーの建築家(Louis Delacenserie)の設計で、ベルギー鉄道建築で最もすばらしい作品と謳われています。
この駅は、余計な広告などがあまりないために、とても整然とし良い雰囲気が壊されなくていい!
駅への高架橋
待合室のドームから、駅のホームに向かう高架橋も、実に洗練されたデザインです。
地元の建築家の設計(ヤン・ファン・アスペレン(Jan Van Asperen))で、ホームに向かう人々の導線を妨げることなく、美しさを兼ね備えたすばらしい設計です。
以前ホームは頭端式でしたが、大規模な改修工事が行われ通過式ホームに変わりました。
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アントウェルペン中央駅
日本人は、「フランダースの犬」の影響かは分かりませんが、「アントワープ?」と思ってしまいますが、正式?なカタカナ表記は「アントウェルペン」と言う様です。
非常に発音し辛いですが、現地の方に道を尋ねる際には、「アントワープ」ではなかなか通じ難いので、「アントウェルペン」と発音してください!
まとめ
いかがでしょうか?素敵な駅ですよね?
少し写真を掲載させていただきましたが、実際に現地に立つとこの写真では到底及ばないすばらしさを実感できると思います。
ベルギーを訪れた際には是非、と言うか絶対に訪れていただきたい「アントウェルペン中央駅」です!
駅の外では、あなたの訪問をパトラッシュが首を長くして待っているかもしれませんよ(笑)
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