スペインのアンダルシア地方での観光の目玉と言えば、やはり「アルハンブラ宮殿」ですね。
とても素晴らしい世界遺産で、アンダルシア地方観光の超目玉ですから必ず訪れるべきです。
ただ、それ程のスポットですから観光客も多く事前要約は必須です。
しかも、その予約の競争率は非常に高く、個人での予約は大変難しいのが現状です。
アルハンブラ宮殿のオフィシャルから、日程と人数を選択して購入するのですが、人気の観光s施設のため早めに予約しておかないとチケット完売の恐れがあります。
なにしろ『世界遺産』ですからね。
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特に、夏休みや年末年始・GWなどは競争率も厳しくなります。
チケット予約サイトは、個人だけではなく旅行代理店などの業者さんも利用しますから。
「残念ながら希望の日にちにチケットが取れなかった!」
そんな時に、頼りになるのがこのグラナダカードです。
でも、ちょっと注意しておきたいのが、このグラナダカードですが、実はカードではない!?のです。
これを知らないと、現地(グラナダ)で右往左往することになります。
なんとこの私も、グラナダの街角で右往左往し、大汗をかいてしまいました(笑)
私の体験談をお話ししますと…
グラナダには年末年始に訪れるスケジュールで、オフィシャルからアルハンブラ宮殿のチケットの購入にトライするも、敢え無く撃沈!
それではということで、このグラナダカードを希望日時(アルハンブラ宮殿内でも時間指定必須のナスル宮殿)でゲット。
安心して現地に向かいました。
私の脳内では、以前利用した『バルセロナカード』や、ローマカードの要領でOKだな!と思い込んでいました。
グラナダカードを購入したときに、カード受取場所の地図が送付されてきました。
現地では、その地図に従ってカードの受取に向かいました。
しかし、宿泊したホテルに近いはずの受取場所がいくら探しても見つかりません。
地図で示された場所の近くをうろうろ…最後には近所の人に聞いてみるも、地元の人も知らないようでした。
仕方ないので少し足を延ばし、一番確実そうな『市の観光情報局』に向かいました。
がしかし、一足違いで情報局の受付時間が終了してしまいました。
途方に暮れていたところ、現地で旅行代理店を経営されている日本人の方にお会いできました。
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その方のお話を聞いたところ…
グラナダカードの発行はコスト削減方針により、ずいぶん前に廃止になったとのこと。
下図の”4”の日にちにアルハンブラ宮殿に行けば、”2”のQRコードで入場できる。
また、”5”の予約時間に『ナスル朝宮殿』(ここへの入場権利が激戦!)へ入場できます。(これも”2”のQRコード)
”1”のQRコードは、グラナダ市内の他の施設への入場用QRコードです。
カードの引換が必要なのはバス乗車券のみで、指定のバス停で”6”のコードを入力すればいつでも発券できるとのこと。
早速バス停に向かい、バスカードをGET!
このバスカードでアルハンブラ宮殿に向かい、無事に観光できました。
グラナダカードの【カード】の名前に惑わされてしまい、とても多くの時間を費やしてしまった”失敗談”です。
グラナダに行かれる予定の方は、「グラナダカードってこんなものだ!」ということを頭の隅に置いておいて観光を楽しんでください。
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