イタリアのナポリと言ったら、どんなことを思い浮かべますか?
「景観がきれい」「マルゲリータピザがおいしい」「治安が悪そう」まどなど、いろいろなイメージを持っていると思います。
私もある程度、イメージを抱いてナポリ入りをしましたが、そのイメージの半分は覆りました。
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ナポリ想像と実際
治安について
出かける前に、ガイドブックやネットの評判などを調べてみて、一番目に付いたのは「治安が悪い!」ということでした。
ヨーロッパの様々な都市に滞在してみて、いろいろな意味で最も治安が悪いのは”ローマ”だと感じていました。
そのローマよりもさらに悪いのか?と心配し現地入りしました。
ローマからナポリに向かう鉄道の車両を見たとたん、その尋常じゃない落書きを見て、「ナポリってどれだけ治安が悪いのか?」って少々不安になりました。
しかし、現地に数日滞在してみると、言われたような治安の悪さは感じず、「これなら数倍ローマより安全だ!」と感じました。
夜中に暗い路地にさえ入っていかなければ、問題はありません。
治安の悪いと言われる、ナポリ中央駅近辺も、多くの人通りがありますので、夜に外出しても全く問題ありませんでした。
まあ、たまたまかもしれませんが…
クラクションについて
ナポリの道路には横断歩道がなく、初めは渡るのが不安で、現地の人が横断するときに一緒について渡っていました。
しかし、ナポリの運転手の方々は、横断者がいればきちんと止まってくれますので、安心して道路を横断することができました。
横断歩道があっても、止まる気配もない日本のドライバーよりも、よっぽど優良だと感じました。
しかし、そんなナポリのドライバーにもマナーが悪い点が…
それは、「やたらにクラクションを鳴らす!」
何かあれば、いや!何もなくてもとりあえずクラクションを鳴らす。
挨拶代わりか?ただの習慣か?どこぞの国の昔の暴走族のようにクラクションを鳴らしまくっていました。
夜中だろうが、朝方だろうが、ナポリの街にクラクションの音が消えることはありません。
まあ、そんなクラクションも数日すれば慣れてきますので、全く問題はありませんでした。
よくよく見ていると、クラクションは人間に向かって鳴らされるのは稀でした。
車同士でクラクションを鳴らしますが、日本のような喧嘩腰のような鳴らし方はしていないようです。
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マルゲリータピザ
「ナポリはマルゲリータピザの本場で、どこの店で食べてもおいしい!」というような情報が、どの媒体にも謳われており、非常に楽しみに現地入りしました。
実際、何軒か店を回ってみて、たしかに「どの店でもおいしい!」と感じました。
この情報には、嘘や誇張はなく、どこのマルゲリータピザも絶品でした。
(日本に帰ってきて、こちらのマルゲリータピザは食べる気にならなくなったほど)
それに値段のほうも、非常にリーズナブル。
観光客相手の店ではなく、地元の方々が足繁く通うような店のほうが、リーズナブルで失敗のないお店ばかりでした。
昼の景観と夜景
「ナポリを見てから死ね」と言う言葉があるように、ナポリの景色はどこも絶景でした。
特に海岸線からの夜景は、絶品です。
海岸線沿いには、大きなホテルやレストランも多く、その利用客や、夜景を見に来る観光客も多いため、夜に歩いても、セキュリティ的な心配も少ないです。
おかげで、すばらしいナポリの夜景を堪能できました。
まとめ
いかがでしょうか?
耳や目から入ってくる情報と、現地で自分で体験する情報には、かなりの隔たりがあることが、わかりました。
「ナポリは治安が悪いから、行かないほうが良い」なんていう情報もありますが、ナポリはすばらしい観光地だと私は思いました。
まあ、考えかたは人それぞれだし価値観もそれぞれなのだけど、「食わず嫌い」ではなく「行かず嫌い」はもったいないと思いますよ。
私自身責任は負えませんので、ご自分の冷静な判断でナポリ観光を取捨選択してください!
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