スペイン人の朝食は、気軽に食べられるチョコレートチュロスが一般的です。
香ばしい出来立てのチュロスに、とっても甘いドロドロに溶けたホットチョコレートをディップして頬張る!
朝の少しボケた頭を、糖分で活性化する。
そんな合理的でもあり、甘いもの好きでもある、スペインのチョコレートチュロスをご紹介します。
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注文も大変なくらい
スペイン、特にマドリード近郊に行った時の、朝食にチョコレートチュロスを試してみてください。
お洒落な外観の、チュロス屋さんには、引っ切り無しにお客さんが訪れます。
そう広くない店内は、すぐに一杯になり、チョコレートチュロスを求めるのにも並ばなければならないほどです。
お客さんは常連の方が多いのか、オーダーも素早く、次々にチュロスを受け取って手早く食べ終え、勤め先に出ていきます。
それは、まるで日本の駅の「立ち食いソバ」屋さんのよう。
チョコレートチュロス屋さんも、ほとんどが立ち食いで、いくつか座席はありますが、ほとんど観光客が座る程度。
朝の忙しい時間に、慣れない観光客は、オーダーもままならないため、後回しにされがち。
初めてのチョコレートチュロス朝食は、「あっぷあっぷ」でした(笑)
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チュロスを作る職人さん
チョコレートチュロスを食べるのもいいですが、チュロスを作っている職人さんの手元を見てるのも楽しいです。
大抵のチュロス屋さんは、オープンキッチン?になっているので、チュロス作りが目の前で見られます。
高温の油の中に、先端が窄まったタンクから、チュロスの生地が”にゅるり”と挿入される。
その形は綺麗な弧を描いて、きつね色になるまで油の中を泳がせる。
良い塩梅になったら、大きなハサミである程度の大きさに切り取ってから、真っ白なお皿に盛りつけられる。
その手際の良さと、生き物のように油の中で出来上がって行く、チュロスを見ていると時間が経つのも忘れてしまいます。
まるで一流の職人さんの、そば打ちを見入ってる感じです。
狙い目の時間
朝の時間は、多くのお客さんの大変な賑わいの、チョコレートチュロス屋さんも、繁忙時間を過ぎるとある程度落ち着いてきます。
時間的には、9時過ぎくらいからですかね?
そのくらいの時間になれば、沢山の人たちは、それぞれの目的地に向かってしまうので、ゆっくりオーダーして、ゆっくりチョコレートチュロスを楽しんでも大丈夫!
ただし、チョコレートチュロスは、朝食御用達
あまり遅い時間には、店じまいしてしまう店舗もありますので、注意が必要です。
いかがでしょうか?
「郷に入れば郷に従え」
スペインに行ったら、チョコレートチュロスで素敵な朝食を試してみませんか?
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