巷では、ユナイテッド航空のオーバーブッキング問題で、大騒ぎになっていますね。
実はオーバーブッキングでは、損するばかりでなく得をすることもあるのです。
それはどういうことなのか？
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オーバーブッキングはナゼ起こる？
そもそもオーバーブッキングは何故起こってしまうのでしょう？
航空会社は、せっかく航空機を飛ばすのなら、満席にしたいと思っていま
まあ、これはどんな業界だって当たり前なのですが。
しかし、航空券にはキャンセルが付き物です。
キャンセルが多いと、１飛行当たりの利益が落ちてしまいます。
出来るだけ、満席に近い状況で飛行するために、キャンセル分（過去の実績から割り出されたキャンセル率で）を見込んで多めに発券します。
そのとき思ったよりもキャンセルが出なかった時に、オーバーブッキングが発生してしまいます。
オーバーブッキングでの損
今回のユナイテッド航空の件は論外ですが、乗れないお客さんが出てきてしまいます。
航空法で定員は、きっちり決められていますので、多めの搭乗はできません。もちろん座席もありませんから
すると、幾ばくかのキャッシュバックと引き替えに、次の便への変更出来る人を募ります。
当日に振り替えが出来なければ、宿泊費も加えて、翌日の便への変更可能者を募ります。
キャッシュバックの値段にもよりますが、これで大抵オーバーブッキングは解消されます。
オーバーブッキングの損とは、金銭的な損ではなく、帰国（出国）時間を遅らせるために、時間的な損失が発生してしまいます。
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オーバーブッキングの得
「オーバーブッキングの損」でお話しましたが、時間の余裕がある人には、キャッシュバックによって結果的に安く移動できる訳ですから、ある意味お得になるかもしれません。
もっと良いこととしては、エコノミークラスがオーバーブッキングした場合に、ビジネスクラスに空きがあれば、そちらに無料で振り替えることがあります。
これは、エコノミーの値段でビジネスでの移動になりますので、非常にお得です。
この振り替えは、座席だけでなく食事までビジネスのものが提供されます。
ここに当たったら非常にお得で快適に移動できます。
まとめ
いかがでしょうか？
オーバーブッキングの損と得
ユナイテッド航空の件は別として、オーバーブッキングが起こってしまうのは、現在の航空業界の仕組みでは、ある程度しょうがない部分もあります。
出来るだけ、乗客のみなさんに気持ちよくなってもらう（得してもらう）オーバーブッキングの対処が重要だと思います。
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