5月のゴールデンウィークに、イタリア・ミラノに旅行に行った時のことでした。
私の連れが「今日はメーデーで皆休みだから、大掃除してるのかな?」って、急に話し出しました。
そういわれれば、地下鉄の階段を上がり表に出た時から、空気中に綿ぼこりの大きい奴がフワフワ漂っているじゃないですか?
本当に、大掃除の埃かな?
スポンサーリンク
正体はポプラ花粉!
それにしても凄い大きさと量
直径1cmくらいの塊が、大量に舞っています。
まるで、タンポポの綿毛
そこでスマートフォンでいろいろ調べてみると、その正体は「ポプラ花粉」と判明しました。
決して、みんな一斉に大掃除をして、大量の埃が舞っているのではありませんでした(笑)
日本では、スギ花粉が沈静化してきて、症状も緩和しホットしてきた時期だったので、ちょっとナーバスになりました。
幸いなことに、私の場合はポプラ花粉では症状は出ず、少しほっとしました。
イタリアの花粉症事情
花粉症って、日本だけの話だと思っていましたが、大きな間違いでした。
近年では、イタリアでも花粉症に悩まされる人が、年々増えているとのことです。
ミラノ近郊では、毎年4月下旬~5月下旬が花粉のピーク
このゴールデンウィークは、まさにドンピシャでした。
ちなみに、このポプラ花粉をローマでは「ピオッポ」と呼ばれているようです。
イタリアでもこのポプラ花粉に限らず、様々なアレルギー症があるようです。
イタリア人は外見重視
しかし、周りを見回すとこの「ポプラ花粉」を気にしているのは観光客だけのようでした。
このポプラ花粉の中を平然と闊歩しています。
地元のイタリア人は、何も対策はしないのでしょうか?
しかも、マスクをすると言う文化はないようです。
見た目が悪くファッショナブルではないし、マスクをするのは銀行強盗か病気の感染者のように見られるようです。
イタリア人の花粉対策
イタリアでの花粉対策は主にアレルギーの薬を服用する人が多いようです。
アレルギー薬は眠気や倦怠感を伴いますが、外見を損ねるアイテムは受け入れられなく、ファッションを重視するイタリアの人々は投薬と我慢で乗り切るのでしょうか?
最近では、鼻の中に隠れてしまうフィルターのようなマスクも用いられるようです。
このマスク(フィルター)なら、外観を損なうことなく使用できますね。
スポンサーリンク
ポプラ花粉の時期に遭遇してしまったら!
日本では、ゴールデンウィーク真っ最中
長期間の休みが取りやすいので、ヨーロッパ旅行には最適な時期なのですがね?
私たち観光客が、この時期にミラノを訪れる時に、どのような注意が必要なのでしょうか?
このポプラ花粉もスギ花粉と同じように、雨の日は落ち着いており、雨が上がった次の日や風の強い日には要注意です。
そんな日には、屋内で観光出来る施設を中心に回ってみるのも手かもしれません。
また、日本で服用している花粉症の薬を持参するのもいいでしょう。
まとめ
ポプラ花粉は、とても大きい塊なので鼻から侵入する心配は少ないように感じました。ので、マスクは正直大げさかな?って感じがしました。
イタリアではマスクをして、空港や銀行を歩いていると、完全に危ない人と認定されます。
マスクは不要かな?とは感じましたが、もしかしたら大きい塊から、小さい粒子みたいのが出ていないとは限りません。
それが体内に入ってアレルギー症状が出てしまうと、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。
念のため、鼻の中に隠れてしまうフィルターのようなマスクを旅行に持参するのがベターかもしれませんね!
スポンサーリンク